Macユーザーの心理につけこむウイルス
「Macはウイルスに感染する心配はない」と言われていたのは、かなり昔の話。
しかし、いまだにこの情報を信じてしまい、ウイルス対策をしていないユーザーが多く存在します。
Apple社は、2009年には公式サイトで「Macもウイルス対策を行い、セキュリティソフトを導入するよう」発表。つまり、この頃からMacをターゲットにした脅威は確認されていたのです。
それからもMacを狙ったウイルスは増え続け、2011年にはMac向けセキュリティソフトを装った悪質なウイルスが大量に見つかるなどしています。

確かにMacはWindowsと比べると安全かもしれません。
しかし、セキュリティのリスクが全くないということではありません。
たとえばフィッシング対策は、MacやWindowsに関係なく必要です。
危ない目に遭うのはユーザー自身ですから、「Macは安全」と信じるうち、脅威があることにすら気づかないことが一番危険です。
脅威は日々進化し、Macユーザーもそのターゲットにおさめようとしています。